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大会参加へのお誘い
一般社団法人日本育種学会会員各位
初春の候、会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年春の日本育種学会第143回講演会は、3月17日(金)、18日(土)に“ふじのくに静岡県”の県都静岡市にある静岡大学静岡キャンパス(人文社会科学部棟、教育学部棟、共通教育棟)において、静岡大学グリーン科学技術研究所との共催、静岡市の後援のもとで開催されます。講演申し込みなど、締め切りは以下の通りです。
講演申し込み 1月6日(金)
講演要旨の登録 2月2日(木)
参加申し込み 2月17日(金)
静岡大学静岡キャンパスへは、JR新幹線「静岡駅」の北口にあるバスターミナル8番乗り場で、美和大谷線「静岡大学」行き、静岡大学経由の「東大谷」行き、または「ふじのくに地球環境史ミュージアム」行きに乗車して頂くと、約25分で静岡大学の正門に近い「静岡大学」又は「静大片山」に到着します。これらの便を合わせて1時間に5~7本が運行されています。静岡駅周辺はホテルや商業施設が集積しており、宿泊するのに便利です。
静岡大会では3月17日に口頭発表と総会・受賞講演、3月18日には口頭発表とグループ研究集会が行われます。変容を繰り返す新型コロナウイルスの第8波が懸念される折、密集を避けるためにポスター会場は設定せず、全て口頭発表にしています。十二支は本来、農業の暦として作物の生長を十二段階で表したもので、「子」は種子、「丑」は発芽、「寅」では芽が伸び、2023年の「卯」は茎葉が成長して茂っていく様を表すとのことです。数多くの若手研究者や大学院学生が研究活動の集大成やメルクマールの舞台として、この機会に口頭発表にチャレンジされることを願っています。
静岡大学での日本育種学会開催は、1986年の秋季大会(第70回講演会)以来37年ぶりで、春季大会は初めての開催です。静岡はみかん、久能いちご、お茶、わさび、しらす、さくらえび、おでん、日本酒など豊かな自然からもたらされる多彩な名産品や特産品の宝庫です。また、静岡市内には開館50周年を迎えた弥生時代の稲作文化を伝える登呂遺跡、徳川家康公ゆかりの駿府城公園や久能山東照宮、1月13日オープンの駿府の町と人の道のりを辿る静岡市歴史博物館など観光資源も多く、歴史と文化をはぐくむ地です。講演会における熱心な発表、討論に加えて、静岡の食と文化を享受しつつ研究に関する議論を醸成する機としていたければ幸いに存じます。
最後になりますが、多数の皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
2023年度春季大会運営委員長
富田 因則(静岡大学グリーン科学技術研究所)