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市民公開シンポジウム「近未来の理想の作物を求めて:研究者、育種家、生産者、消費者の立場から」開催のお知らせ
開催にあたり
農作物を取り巻く状況は、さまざまな課題を抱えている。それらの問題は、研究者、育種家、生産者、消費者それぞれによって捉え方が異なる。それを反映するように、今日ほど、作物の用途や目的が多様化し、様々な品種が育成されている時代はない。一方、各々がどのような品種を求めているのかを相互に理解しているとは言えないだろう。農業を取り巻く状況が劇的に変化している現在、予測可能な近未来に備えた農業のありかたは、食料安全保障という観点からも極めて重要である。これまでステークホルダーが一堂に介して、それぞれの求めている作物の理想像についての考えを表明し議論したことはない。このシンポジウムでは、研究者、育種家、生産者、消費者が求めている理想の作物についてそれぞれ異なる視点からの意見を理解し、今後の品種育成に生かすことを目的とする。多くのステークホルダーが満足する「理想の作物」を追求することによって、近未来に重要となる育種方針や技術開発の課題が浮き彫りになると期待できる。
会場
メイン会場
札幌市中央区北1条西2丁目札幌市時計台ホール
サテライト会場(日本育種学会関係者はwifi接続機器をご持参の上こちらにお越しください)
札幌市中央区北2条3丁目タケサトビル1F『poool – Espresso & Work –』
開催日時
令和7年9月11日(木)
受付・開場 17時45分
講演開始 18時00分
講演終了 20時00分(予定)
プログラム
「研究者の立場から」
江面浩(筑波大学生命環境系)
「育種家の立場から」
神野裕信(北海道立総合研究機構)
「生産者の立場から」
中村浩(北海道農政部生産振興局)
「消費者の立場から」
石井智美(酪農学園大学農食環境学群)
パネルディスカッション、司会進行・斎藤陽子(北海道大学大学院農学研究院)
参加料
無料
主催
一般社団法人日本育種学会(なお、本シンポジウムは北海道大学時計台サロン特別編でもある)
共催
北海道大学大学院農学研究院、日本育種学会作物学会北海道談話会
後援
公益財団法人札幌国際プラザ
サポート
令和7(2025)年度 科学研究費補助金(研究成果公開促進費)25HP0016の支援を受けて実施
問い合わせ先
北海道大学農学・食資源事務部 庶務担当
電話:011-706-2506