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第12回森林遺伝育種シンポジウム『エリートツリーが拓く未来』(オンライン開催)

3月28日に第12回森林遺伝育種シンポジウム『エリートツリーが拓く未来』を以下の通りオンラインで開催します。

本シンポジウムは公開シンポジウムとして開催され、森林遺伝育種学会会員以外の皆様にも無料で参加して頂けます。
参加を希望される方は,3月17日(金)17時までに登録フォームから参加者情報をご送信ください。
皆様のご参加をお待ちしております。

【シンポジウムテーマ】「エリートツリーが拓く未来」

【開催趣旨】
 エリートツリーの開発は日本の林木育種事業におけるマイルストーンとして極めて重要な意味を持つ。エリートツリーは育種素材としての事業的価値とともに遺伝育種学をはじめとする研究分野における材料としての学術的価値を有している。さらに、今後の普及・利用によって、林業及び木材産業の進展、さらには地球環境保全への貢献といった社会的な価値へと高まることが期待される。このような背景のもと、本シンポジウムでは「エリートツリーが拓く未来」というタイトルで、エリートツリーの開発サイドと利用サイドから、今後の育種展開と利活用にフォーカスして話題提供を頂く。森林遺伝・林木育種の研究者はもちろんのこと、種苗生産・管理から造林、施業に関する分野、木材利用に関する分野、森林と木材の炭素集積・貯蔵機能に関する分野の研究者の皆様にもご参加いただき、エリートツリーについて理解を深めるとともに、その将来について意見交換を行う機会としたい。

【主催】森林遺伝育種学会
【日時】2023年3月28日(火)9:30-12:30
【場所】オンライン開催(Zoom webinarを利用します)

【話題提供者】
1) 栗田 学(森林総合研究所林木育種センター)
「エリートツリー,これまでの歩みと将来展望」

2) 福田 拓実(静岡県農林技術研究所) 
「静岡県におけるスギ・ヒノキエリートツリー種子生産への取組」

3) 来田 和人・今 博計・石塚 航(北海道道立総合研究機構)
「クリーンラーチ(特定母樹「中標津5号」×カラマツ精英樹)の普及に向けた取り組み−採種園整備・挿し木技術開発・分業化−」

4) 伊藤 寛規(住友林業株式会社)
「民間企業におけるエリートツリーに対する普及・利用」

5) 伊藤 哲(宮崎大学農学部)
「造林・施業の観点からみたエリートツリーへの期待と要望」

【参加申し込み】
 シンポジウムにご参加頂くためには事前登録が必要です.下記のURLにあるフォームからご登録ください。
 参加申込みの期限は3月17日(金)17時となっております.お早目にお申込みくださいますようお願いします。

 参加登録フォーム:https://forms.gle/VykZ8k4EYbmkKGXa7

【講演要旨】
 森林遺伝育種学会ウェブサイトにて掲載されています(http://www.fgtb.jp/pdf/symposium12_abstract.pdf

【本シンポジウムのお問い合わせ先】
 理事 総務委員会 企画・表彰担当 後藤 晋(gotos[at]uf.u-tokyo.ac.jp)
 大会担当主事  阪口翔太(sakaguchi.shota.6a[at]kyoto-u.ac.jp)
※ メールご送信の際は[at]を@に変換してください