遺伝研研究集会2025として「ゲノム情報を基盤とするサクラ研究の新展開」を開催します。
日時:2025年4月15 (火)~16日 (水)
場所:国立遺伝学研究所(遺伝研)講堂(静岡県三島市谷田1111)
https://sites.google.com/view/sakura-meeting
開催主旨:サクラは、数多くの花木の中でもひときわ日本人に愛されており、文化的にも重要な樹木として人々の生活に根付いています。そのような中、育種の対象としては多くの注目を集めてきたものの、サクラの研究としてはまだ多くの研究が必要とされる状況にあります。近年ゲノム解読がなされるようになり、DNA情報を用いて膨大で正確な遺伝情報に基づいたサクラの研究を行うことが可能になってきました。本研究会では、ゲノム時代の技術や情報を基に、野生種の進化、栽培品種の樹立、その他多くの研究に取り組んだ事例について最新情報を紹介してもらいます。演者としては、サクラの歴史、保存、分類、進化、ゲノム解析、ゲノム修飾、発生、生殖、開花時期の予想、品種の開発など多岐にわたる研究分野の方々に参加していただきます。これらの発表に対し、様々な研究分野及びその関連分野でサクラの研究に関わる参加者との質疑応答や議論を通じて、今後のサクラ研究の新たな展開に向けた道筋を拓くと共に新たなネットワークの形成につなげることを目的としています。
研究会代表者:鶴田 燃海(森林総合研究所)
世話人:小出 剛(遺伝研マウス開発研究室)
参加費:有職者1000円、学生無料
情報交換会参加費:有職者3000円、学生1000円
発表言語:日本語
参加申し込みやポスター発表を受け付けています。研究会のウェブページから登録をお願いします。締め切りは4月2日です。
サクラの研究を行っている方、興味をお持ちの方、それ以外の方など、多くの方々の参加をお待ちしております。
白澤健太 shirasawkazusa.or.jp
かずさDNA研究所