公募情報

新潟大学農学部 教員公募のお知らせ(2025年8月18日締切)

新潟大学では、国内外の多様な分野で活躍する優秀な若手研究者を対象に、若手教員一括採用育成制度「新潟大学若手教員スイングバイ・プログラム」を実施します。この制度は、本学においてそれぞれの専門分野の研究を深めると同時に、意欲をもって異分野横断研究を展開する研究者の育成を目的としたものです。
 若手教員スイングバイ・プログラムでは、分野を超えて一括公募採用を行います。各分野での専門性を中心とした1次選考、役員による総合的な観点による2次選考を実施し、採用者を決定します。採用された教員には専門分野に応じた学系等に所属するとともに、本学の研究推進を担う研究統括機構に兼務していただき、本学の新たなフラッグシップとなりうる新しい異分野融合研究の萌芽をもたらすための活動に従事していただきます。

本公募はその一環として作物栽培学分野担当教員を公募します。
https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/76465/

【職務内容】
[担当学部・研究科・職種]農学部・自然科学研究科・総合学術研究科(仮称・令和8年4月開設予定)・助教
[専門分野・備考]作物生産科学分野(イネ栽培学)・PIとして独自の研究を展開していただきますが、研究グループの課題にも貢献することが望まれます。
[勤務地]新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050
[職務内容]
1.研究
(1)作物生産科学(作物学や栽培学)の専門的知見に基づき、イネを用いた高温などの気候変動に対する栽培方法や、環境への負荷を考慮した上での高品質・高付加価値・高収量性等のイネの農業形質に関する研究を進めていただきます。
(2)農学部附属フィールド科学教育研究センターの教員と連携し、フィールドを使った網羅的な形質データを活かした分野横断的な研究にも寄与していただきます。
2.教育
農学部農学科(生物資源科学プログラム)、大学院自然科学研究科生命・食料科学専攻(生物資源科学コース)を担当し、学部における作物生産科学に関する講義・演習科目(2科目程度、分担)を担当していただきます。また、資源植物科学に関するオムニバス講義や実験実習を担当していただくことがあります。
3.地域貢献
農学部附属フィールド科学教育研究センターを活用することで、SDGsに配慮し、地域に根差した、気候変動に対抗できる次世代型栽培技術の創出に貢献していただきます。
※着任後原則3年間は研究統括機構の兼任教員としてスイングバイ・プログラムに参加する。

    応募様式や資格、待遇などの詳細は以下のJREC-INのサイトをご覧ください。
    https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125070748
    新潟大学HP
    【日本語】
    https://www.niigata-u.ac.jp/information/2020/76465/
    【English】
    https://www.niigata-u.ac.jp/en/university/employment/

    応募締め切りは2025年8月18日(月曜) で、JREC-IN Portal Web応募ができます。

    イネの高温登熟障害が新潟県だけでなく全国で近年顕著になり、作物栽培学、植物生理学、遺伝育種学などからのアプローチで、気候変動に対して克服できる知見や方法を確立し、関連する研究教育ができる方のご応募をお待ちしております。他の植物を専門とする方からの応募も歓迎いたします。また、お知り合いに適任の方がいらっしゃいましたら、本公募に関してお声がけいただけましたら幸いです。