気候変動や人口動態の変化、食料安全保障の課題が顕在化する中で、「育種」は安定した食料生産と社会課題の解決、そして地球環境の保全に直結する重要な領域として注目されています。学術会議・育種学分科会では農作物、林木、家畜、水産物、昆虫、データ科学、農業経済など育種研究に関わる各分野の専門家により、今後の育種の在り方について議論を重ねてまいり、この度「生物の多様性と未来をつなぐ育種学ウェビナーシリーズ」を開催しております。
本ウェビナーシリーズでは、作物・畜産・水産など多様な育種分野の第一線の専門家をお招きし、現場の最前線の課題から、人材育成・知的財産制度・社会との関わりまで、育種をめぐる多角的なテーマを掘り下げていきます。
この度、第2回のウェビナーを下記の予定で開催いたします。多くの皆様にご参加いただけるよう、お昼休み時間に重なる時間帯で企画いたしましたので、ぜひランチを食べながらご参加いただければ幸いです。なお、話題提供2のRex Bernardo 氏のご発表は英語で行いますが、Zoomの翻訳機能をつかって日本語字幕を出すことを予定しております。
日 時:令和7年10月24日(金):12:00~13:30
場 所:オンライン(Zoom)配信
言 語:日本語および英語
第2回 多様な育種のかたち II 〜畜産・人材育成編〜
話題提供1:畜産における育種の現状と展望
師田 郷太 氏
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授
使用言語:日本語
話題提供2:New Ways to Educate and Train Plant Breeders
Rex Bernardo 氏
ミネソタ大学 Department of Agronomy and Plant Genetics 教授
使用言語:英語
進行役:岩田 洋佳・東京大学大学院農学生命科学研究科 教授
お申込みは下記まで
https://forms.gle/Sx7nbE917dj2N3v69
ウェビナーの詳細はこちらから
https://sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.ac.jp/breedwebiner1/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
お問い合わせ:日本学術会議・育種学分科会 担当・磯部
sisobeg.ecc.u-tokyo.ac.jp