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中四国アグリテック作物部会・生物工学部会合同セミナー「果樹作物における品種育成とDNA検査技術に関する最新知見」のお知らせ

令和7年度 「知」の集積による産学連携支援委託事業
セミナー「果樹作物における品種育成とDNA検査技術に関する最新知見」

1.趣旨:
果樹の育種(品種開発)では、果実品質を確認できるようになるまで交雑後代を育成する必要があり、また選抜作業や有用後代の抽出にはかなりの労力を要する。そのため、有用形質が導入された個体を早期に判別する技術の開発は必要不可欠である。また近年、有用品種の不法流出や海外での無断栽培なども報告されており、このような権利侵害を防ぐ上では、果樹品種を適切かつ簡便に識別可能なDNA検査技術の開発が求められている。
本セミナーでは、中四国地域において重要な果樹であるモモやブドウ、カンキツ類における形質識別マーカーやDNA検査技術、新品種の育成、形質評価法、また今後有効になる環境適応性を有する品種など、様々な先進事例をご紹介いただき、今後の果樹育種について議論する。

2.日時:令和7年11月13日(木) 13:30〜17:00
3.場所:岡山大学農学部3号館4階多目的室(岡山市北区津島中1-1-1)
4.主催:特定非営利活動法人 中国四国農林水産・食品先進技術研究会
  (略称:NPO法人 中四国アグリテック)
  後援:公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)

5.内容:
司会 中四国アグリテック 作物部会 岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 教授 福田 文夫

13:30~  開会挨拶  中四国アグリテック会長 神崎 浩

・「岡山県におけるモモの品種育種技術の開発」(13:35~14:05)
岡山県農林水産総合センター生物科学研究所 専門研究員 小田 賢司 氏

・「愛媛県におけるカンキツ品種育成」(14:05~14:35)
愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所 主任研究員 奥貞 丈博 氏

・「果樹作物における品種識別DNA検査技術の開発」(14:35~15:05)
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域 教授 門田 有希 氏

・「簡易迅速な遺伝子検査技術」(15:20~15:50)
農研機構 食品研究部門 食品分析研究領域 信頼性評価ユニット 上級研究員 高畠 令王奈 氏

・「奇跡の赤ワイン用ブドウ「メイヴ」ご紹介」(15:50~16:20)
株式会社ショーナン 代表取締役 田中 利忠 氏

16:20~17:00
総合討論

6.参加申込方法
中四国アグリテックのウェブサイト又は右のQRコードよりお申込みください。
https://www.agritech2007.jp/news-detail.php?id=250
 定員100名 ※参加申込締切11月5日(水)

7.問い合わせ先
中四国アグリテック事務局(岡山市北区津島中1-1-1岡山大学農学部3号館)  
TEL:086-237-3340   Email:agri-tech2007(at)dune.ocn.ne.jp


案内ポスターはこちら(PDF)